開咬

開咬とは

奥歯で噛んでいる時でも上下の前歯があたらない状態のことです。

開咬
  • 口を閉じても上の前歯と下の前歯の間に隙間ができてしまう。
  • 舌を前方に突き出す癖(舌癖)がある。

このような場合、「開咬(かいこう)/オープンバイト」である可能性があります。
子どものころの指しゃぶりや、舌を突き出す癖、口呼吸等が原因となります。

上下の前歯を閉じても隙間ができるため、前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、横の歯で噛み切ることになります。 発音しづらいため、言葉が不明瞭で聞き取りにくくなることもあります。

開咬の症例1

主訴 前歯が噛み合わない 舌癖
診断名 下顎骨の左側偏移と開咬を伴うAngle ClassⅠ 不正咬合
年齢 13歳6ヶ月
使用した主な装置名 マルチブラケット装置 上顎左右第一大臼歯圧下のためパラタルバー
抜歯/非抜歯および抜歯部位 非抜歯
治療期間 2年9ヶ月
費用の目安 70万(税抜き)
リスク副作用 歯根吸収 歯肉退縮 舌癖による後戻り
Original Image 矯正後
Modified Image 矯正前
Original Image 矯正後
Modified Image 矯正前
Original Image 矯正後
Modified Image 矯正前
Original Image 矯正後
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開咬の症例2

主訴 出っ歯 前歯で物が噛めない
診断名 叢生と前歯部開咬を伴うAngle ClassⅢ 不正咬合
年齢 27歳8ヶ月
使用した主な装置名 上顎クァードヘリックス 上顎舌側矯正装置 下顎マルチブラケット装置
抜歯/非抜歯および抜歯部位 抜歯/上顎左右第一小臼歯 下顎左右第二小臼歯
治療期間 3年9ヶ月
費用の目安 100万(税抜き)
リスク副作用 歯根吸収 歯肉退縮 歯肉炎 歯周病 知覚過敏
Original Image 矯正後
Modified Image 矯正前
Original Image 矯正後
Modified Image 矯正前
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Original Image 矯正後
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